スペイン旅行(3日目) 

マドリードで3泊した後、トレドへ向かいます。トレドはマドリードに近く、日帰りか1泊で訪れる人が多い街です。私はパラドールデトレドに泊まりたかったので、トレドに1泊することにしました。パラドールとは、スペイン政府が歴史的建造物を改修してホテルにしたもので、全部で98箇所あります。

 

 

スペイン語のテキストにパラドールのことが紹介されており、一度は泊まってみたいと思っていました。トレドにあるパラドールは旧市街から離れた高台にあり、眺めが非常に良いとの評判です。トレドの街全体を見渡せる場所に位置しています。

 

パラドールデトレドに泊まるなら、トレド旧市街の散策の際、スーツケースが邪魔になるので、どこかで預ける必要があります。いろいろ考えた末、マドリードの駅(アトーチャ駅)のコインロッカーに預けるという方法を考えました。出発前に調べたところ、アトーチャ駅に大きなコインロッカーがあることがわかったので、そこに預ければ良いと思ったのです。

 

ところが、アトーチャ駅に行ってみるとコインロッカーがありません。駅のインフォメーションに聞いてもロッカーはない、と明言されました。私が訪れた時(2023.4.14)アトーチャ駅では大規模な駅の改修工事をやっていて、ロッカーがあったであろう場所も工事中でした。改修工事がいつ終わるのか不明ですが、これからしばらくの期間、アトーチャ駅にロッカーはないものと考えてください。

 

当初の目論見が狂って頭がパニックになりましたが、なんとか駅の近くでスーツケースを預けることができました。私が利用したのは以下のホームページのサービスです。

 

 

荷物を預けた場所のチラシ

 

アトーチャ駅を出て徒歩1分ほどのところにあります。スーツケース2個を翌日の午後2時まで預けて30ユーロでした。(詳しい場所はホームページをご参照)場所がわからない時はgoogle mapで検索してください。

 

駅にスーツケースを預けて身軽になり、そこからソフィア王妃芸術センターへ向かいました。ソフィアには2つの入り口があり、本館は人が多く並んでいるのですが、新館入り口はガラガラで並ばずに入れます。新館から入ることをお勧めします。新館の入り口の写真です。

 

 

ソフィアにはピカソのゲルニカがあります。それ以外にもミロやダリの作品があって、マドリードに来たら、必ず訪れるべき場所だと思います。ゲルニカは日本では見られない、門外不出の作品で、写真で見てもその大きさや迫力は伝わりません。西洋絵画の好きな人なら一度は見ておくべき作品だと思います。

 

ソフィア美術館を見て、スペイン現代絵画を堪能したあと、列車でトレドへと向かいました。