自分の関心のあるテーマ(私の場合は環境問題)について、正確な情報の入手、そして情報発信する場合、どのようにすれば効果的なのか、特に資本力のない個人が無理のない範囲で実施しようとするとき、各種SNSツールをどういう形で活用すれば良いだろうか、という点について、現時点の自分の考えをまとめておきたいので、ブログに記入することとした。

 

 情報入手について

情報ソースはオフィシャルサイトから得ることが望ましい。

日本国内の情報であれば政府機関や自治体が出している情報を直接見にいく。メディア等は経由しない方がより正確。

同様に、外国の情報であればその国の政府機関などが作成し、公開している情報は(国にもよるが)一定程度信頼できる。但し、英語での情報がなければその国の公用語を読む必要があるのでハードルが高い。外国の情報を日本のメディアから入手する場合は一定のバイアスがかかっている可能性があることに留意する。複数のメディアを比較するとか、オリジナルのデータを入手して検証するといったことも望まれる。国際機関の情報は最も信頼できるソースだと思われる。但し、情報の集計に時間を要するとか、各国での集計基準が異なるといった可能性があるので、可能ならば元データを入手した方が早いし望ましい。

しかし、オフィシャルなデータは過去の結果を集計したものなので、過去のトレンドを確認することはできるが、まさに今起っている、あるいは起こりつつある現象を知ることはできない。

現在起こりつつある現象を感じる、知る、理解するのに各種SNSは役立つと思う。

 

 Twitter

まさに今話題になっていること、多くの人々が感じていることがわかる生データである。検索機能が用意されているので、キーワードや日付、言語などを設定すると、簡単に生データを抽出できる。但し、生のデータはうまく加工しないとそのままでは使えない。AIの出番だと思うが、私には扱えない。

 ヤフーのリアルタイム検索

これはtwitterのデータをキーワードで集計してくれるツールであり、ヤフージャパンのページで誰でも使える便利なもの。(多分)AIで分析したネガティブとポジティブの比率を%表示してくれるのでわかりやすい。このツールを使用してキーワード別に毎週記録していけば、流行の程度や人々の感情の変化など、ある程度把握できるように思う。

 インスタグラム

情報入手にはあまり向いていない。

 YouTube

まとまった意見やかなり信頼できる情報を得られる可能性がある。個人が作成しているものが多いが、オフィシャルなものもある。信頼できるビデオをうまく探せれば、世界中の情報にアクセス可能。言語の問題はあるが、映像があるので、言語を理解できなくてもある程度把握可能。

 

 情報発信について

 

Twitter

まとまった意見や考えを発信するツールではない。

 

インスタグラム

意見、考えを発信するのは難しいが、事件や災害などの状況を伝えるには有効だと思える。

 

YouTube

自分の意見や考え、情報発信に適している。文字だけで伝えるよりも画像、動画、音声、あるいはグラフなどを使って様々なプレゼンができる。最近は個人で購入可能な安価でお手軽なソフトやハード機器が揃っているので、個人でもかなりのプレゼン資料をビデオ化することができる。英語で発信すれば世界中の人に見てもらえる可能性がある。

 

ブログ

まとまった意見を記入して伝えることはできるが、文字情報なので、多くの人に読んでもらうのは困難。日本語での発信ならば外国には伝わらない。英語で記入しても、ブログを書く場所をうまく選ばないといけないし、文章を記入するならば文法に注意し単語など慎重に選ばないと正確に伝わらない。

 

オフィシャルホームページ

ある程度の規模に成長すれば必要不可欠になる。

 

いずれにせよ、内容のある情報発信をするにはまず多くの情報を入手し、自分なりの仮説をたてて、検証しないといけない。まだ時間がかかりそうだ。