オランダ戦、期待したが番狂わせは起こらず、予想通りというか、実力通りの結果に終わった。想定していたものの、残念。
しかし、日本は悪くなかった。オランダに取られた1点は、日本のミスというよりゴールを入れたスナイデルを褒めるべきだろう。前半は作戦通りの戦いができた。後半オランダが前がかりに攻めてくることも想定通り。早い時間に取られてしまったことが明暗を分けたか。後半30分くらいまで0-0を維持できれば日本のカウンターが功を奏したかもしれない。日本もチャンスを作っていたし、オランダをうまく押さえていた。90分を通じてパーフェクトに押さえることは無理だから、一度や二度、ピンチになるのはやむをえない。そういうときに点を取れるかどうかが勝敗の分かれ目。今日はオランダがうまくチャンスを活かしたが、オランダとていつもうまくいくわけではない。
日本チームは点を取られると、落ち込んでしまうことが多かったが、今日はそうではなかった。気持ちを切り替え、集中しつつ果敢に攻撃を挑んでいた。日本チームは精神的にタフになったかも。
グループリーグ最後のデンマーク戦、生き残りをかけた厳しい試合が予想される。日本の本当の力が試される時。うーん、目が離せない。