最近機会があって、国際会計基準(IFRS)のことを調べてます。
ヨーロッパではいち早く国ごとに異なっていた会計基準を統一し、
それに中国、ロシアなども追随しています。
今や国際会計基準を適用していないのは日本とアメリカだけ。
その両国も国内基準を国際会計基準に近づけていく方針を決めています。
また、上場企業の連結決算は国際会計基準が強制適用される可能性があります。
この会計基準の変更は日本企業に大きな影響を与えるのではないか、と思っています。
私は会計が苦手なんですが、IFRSから目を背けていてはこれからの社会を生きられないかも、
と思って勉強することにしました。

IFRSの元になる基準書は英語で書かれています。
英語の勉強にもなるから、丁度いいや、と思って読んでみることにしました。
基準書は、

国際会計基準審議会

のホームページにあります。
こまかく分類されてますが、ひとつのファイル(PDF)だけで50ページ以上あるみたいで、
全部で1000ページを越すでしょう。
これを全て読んだ人は少ないと思うけど、仕事に関係する部分だけでも読んでおくといいと思う。
書店にいけば解説書がいろいろ出されてますが、やはり原典にあたることは大事だし、
原典は無料ですから。
IFRSは原理原則主義を基礎としていて、原則に沿う限り各社で会計方針や会計処理が異なることも許されるそうです。よって原則をよく理解しておく必要があると思うのです。
基準書のなかに、Frameworkという文書があります。
これだけでも読んでおこう、と思い、読み始めてます。

なお、ファイルは国際会計基準審議会のホームページから無料でダウンロードできますが、
registerする必要があります。といっても、メールアドレス、名前など書くだけで、
費用がかかるわけではありません。私は会社のメールアドレスを入力しました。
読み終えたら、この続きを書きたいと思います。