マイケルコナリーのブラックエコーを1ヶ月ほどかかって読了しました。人気の高いハリーボッシュシリーズの第1作ということで、期待して読みました。Part1 5月20日、Part2 5月21日 というように、話は事件後の捜査の様子を時系列でゆっくりと追っていきます。主人公ボッシュの心理描写や推理の展開がこの小説の面白さでしょうか。読み進むうちに、次々と意外な事実が明らかになり、ストーリーに引き込まれていきます。ボッシュの人柄が渋くていいですね。

 英語に関してコメントすると、登場人物が刑事や不良といった連中なので、言葉が粗野で、文法は乱れており、ちょっと汚いです。ラテン語系の難しい単語は少なく、基本動詞を使って会話しているのですが、かえってわかりずらい、何をいっているのか理解できない箇所が結構ありました。このような英語にも慣れていかないと生の会話は理解できないんだなあ、と痛感しました。

 そのうち、ハリーボッシュシリーズの2作目を読んでみたいと思います。


身長の2倍を目指して