今年に入って早速緊急事態宣言。
結局は、各所コロナ対策を施している内容が建前でしかない点も大きな
原因だと思う。
初めに目に浮かぶのが手指消毒スプレーの設置状態。スプレーボトルが、
ちょっと触れたくもないくらい汚れているもの、一回のプッシュで微妙な
量しか出ない、噴霧しても何が主成分か分からないような不快感さえ覚えて
しまうような粗悪品など。
検温装置も同じレベル。 なぜか低めに測定値が出る何ともいいかげんな内容。
何度も試みて検知しないと挙句の果てには店員の人が「あ~、大丈夫ですね!」
の一言で通ししまう粗末な対応。 先日ある大型量販店で並んでいたおじさんが、
検温(セルフ型)の際に38.5度を示していたのに店員の方が誰も反応せず、
そのまま通してしまい店の中へ。
それを目の前にして黙認してしまっている己の情けなさ(‥;)
思い出すと、何ともやるせない気持ちでいっぱいになってしまう。
飛沫防止シートも適当な設置状態。きりがないほど、適当なコロナ対策。
それなりの費用をかけて、どれだけ無駄なことをしてしまっているのか。
まずは、各々の足元を改めて検証していかないと、いつまで経っても
何も改善しないのが実状。
もちろん、しっかり対策対応している箇所も多くあるが、今回の件は、
全体的に共通した認識で対策していかないと意味がない気がする。
さて、今回の本題にした「空気感染対策」に触れてみたいと思う。
換気ももちろん大切なことだが、それだけでは不十分。
そこで着目したいのが、最近テレビコマーシャルでもかなり宣伝
されている「オゾン」。
この成分は、奈良県立医科大学・藤田医科大学などでも実証検査で、
低濃度でもコロナウイルスの不活性化を証明されている。
しかし、各メーカーからいろいろな製品を出してきているが、
残念ながらなかなか一般消費者には馴染めていないのが現状。
何を一番注意してチェックしてもらいたいかと言うとオゾンの発生量。
面倒くさいかもしれませんが、まずは下記の豆知識を一読してもらい
オゾンを理解してもらってから説明を補足したいと思う。
上空25km付近のオゾン層は10~20ppm程度と高濃度ですが、通常の大気中では
0.005ppm程度存在しています。
また、日差しの強い海岸などでは0.03~0.06ppm、森林では0.05~0.1ppmの
濃度が観測されます。 脱臭目的でオゾンを利用する場合、自然環境より少しだけ高い
濃度に設定します。
オゾン濃度0.1ppm以下(日差しの強い海岸や森林の環境濃度程度)でも十分な
脱臭効果を期待できます。
低濃度のオゾンは人体に影響を与えることはありませんが、高濃度のオゾンは眼や鼻腔、
喉を刺激するなど、悪影響を及ぼすことがあります。
日本産業衛生学会ではオゾンに関する作業環境での許容濃度※を0.1ppm以下と
定めています。
※作業環境での許容濃度
労働者が1日8時間、1週間40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で
有害物質に暴露される場合に、当該有害物質の平均暴露濃度がこの数値以下であれば、
ほとんどすべての労働者に健康上悪い影響が見られないと判断される濃度のこと。
従来の空気清浄機にも、オゾンが微量だが含まれている。
その量は、0.001ppm程度。 ある医療関係者に聞いたところ、
コロナ対策に空気清浄機が有効かどうかはノーコメントだった。
って言うことは効果が薄いとも判断できる。
最近、宣伝されているメーカー品の発生量は0.05ppm前後の
ものが多く、従来の空気清浄機よりは効果は期待できるが、
しっかり空間除菌を施したいのならば、上記説明で記載されて
いる上限の0.1ppmのものをお薦めしたい。
あと設置場所にも注意したい。オゾンは空気より重い成分なので、
なるべく上部に取り付けられるタイプが良い。
床面置き型は、やはり少し気休め度が高い気がする。
何を伝えたいかと言うと、適正に取り扱うことがとても大事。
この手の情報は更新されていくのが必至なので、十分にアンテナを
張って少しでもお役に立つよう今後も情報収集に努めていければと思う。
