「ジャズコええやん」派と「ジャズコはあかん」派の二つを分断する「溝」
こんばんは。
散々JC-120で音作りについてディスって来ましたが、
これまでのバンド活動を通じてジャズコを好んで使うギタリストを結構見てきました。
個人的には「なんでそっちを!?」と思って見てきましたが、
ある時わかりました。
シングルコイルのギターで足元のペダルで音作りをする、
ロック系のギタリストは結構ジャズコを好んで使います。
逆にハムバッカーを載せてるギターでアンプ本来の歪みを好んで使う私みたいなギタリストは蛇蝎の如く嫌います。
良くも悪くもジャズコの音って□(しかく)なんですよ(感覚的な話ですが)
お気に入りのペダルの音が分かっていればそれを再現できるんですよね。
エフェクターの乗りがいいんです。
それに対してスタジオとかライブハウスにあるマーシャルその他チューブアンプは
凹だったり凸だったり、▽だったりして(これも感覚的な話やけど分かる人はいるはず)
安定しないんですよ。
それで好みのペダル持って行ってもちゃんと鳴るか分かりません。
これはもうジャンルによるところが所が大きいですが、
シングルで「ジャキーーーーーーン!!ガチャーン!!」
と鳴らしたい人にはジャズコの方が安定してます。かき鳴らすロックみたいな。
私みたいに基本ハムバッカーとディストーションで「ズジャーーーー!!!!」
と鳴らしたい人はやっぱコンプレッションがかったチューブアンプを好むわけですね。
パンク、メタル派としては。
私の話をすると、シングルコイルのギターを自分で買ったのはギタリスト人生折り返してからで、
それまで2ハムのギターしか持っていなかったのでそこは盲点となっていました。
自分でジャキジャキやって初めて、「あ、こういうジャンルだったらジャズコ悪くないな」と思えました。
逆にどれだけパンク、メタルにだけ傾倒してたのかよくわかりますよね。
結論を言うと、使うピックアップとジャンル。これがJC-120肯定派、否定派の分かれ目になると思います。
これはあくまで極論なのでシングルのロック派でもジャズコを毛嫌いする人もいると思うし、
ハムでもジャズコ肯定派はいると思います。
ただ、ジャズコの良し悪しを議論する際、参考にしてください。
この前提、「溝」を理解しない限り、水かけ論になります。
最悪喧嘩になります。
おやすみなさい。