中国の食材

以前私が住んでいた上海では春先から町中が真っ赤に染まります。
その原因がザリガニ。
いわゆるＢ級グルメ的なお店の軒先にはこんもりとザリガニが積まれ、
いたるところでザリガニパーティが繰り広げられます。
私が通っていた大学の近くの食堂街も一気に赤く染まり、湖南料理屋であろうが
羊肉串屋であろうが、ザリガニを持ち込み使い捨てビニール手袋をした
人たちが殻をむきながら食べてました。
初めてその光景を見た時は、とても驚き、ありえへん！と思いました。
ザリガニは食べたらあかんと教わった気もするし。

しかし、以前働いていた会社の中国人の同僚たちはみんな季節になると
「シャオロンシャー、シャオロンシャー（ザリガニ、ザリガニ）」と騒ぎ出し、
「シャオロンシャーはね、きれいな水で育ったやつは殻がやわらかいからいいんだよ」
とか教えてくれました。
そして、「食べようよ！食べに行こうよ！おいしいよ！」って誘ってくれました。
でも、そのたびに「ブーガンチー！！（食べられない！！）」って返しました。
まだ、勇気はありません。。。
実際おいしいらしいですが。。。
ある人いわく、ロブスターよりおいしいらしいです。
でも、、、、やっぱり勇気がでない私でした。。





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