こんばんは、
自分らしく生きるを応援するキャリアコンサルタントで
棋道師範の 「らしく」 です。
円安ドル高に歯止めがかかりません。
輸入品のコスト高騰により、物価の高騰のひと段落も見通せないと言います。
一方、賃金=労働力コストは上がりませんね。
国産のお肉も輸入飼料のアップで値段が上がっていると言います。
飼料代は家畜の生活費のようなものだと思うのですが、不思議ですね。
「武士は食わねどタカヨウジ」 の国民性だからでしょうか?
どのように対応するかも人それぞれでしょう。
・ 環境を受け入れて、節約に努める
・ 愚痴りながら、ただただ我慢する
・ 賃上げを訴える
・ 副業を探す
・ 成果を上げることで収入を増やそうとする
・ 賃金は気にしない
・ 自給自足で行っていることを増やす
・ 周りの人々と共同購入や再利用など協力して支出を抑える
・
・
それぞれの人が、今を乗り越えるために選ぶ対処法です。
効率だとか倫理性だとかを基準にすれば、
これは良いとかこれはダメとか、あるでしょうが、
何を選ぶのかは、その人のその時の感情に依ります。
それまでの経験、その時の状況、周りの人たちとの関りなどと
その人の性分の相互作用です。
後から振り返れば、バカなことをしたと思うこともあるかもしれませんが、
生き抜いてさえいれば、その時代を乗り越えたということになります。
冷静に考えて判断する、倫理的に振舞う、
社会との協調を重んじるなどは大切なことではありますが、
感情が選ぶ選択肢は、そのときその人が生き残るために
必要なことを生き物としての本能が示すものです。
私自身は、報道にあまり踊らされないように心掛けて、
社会とのバランスを慮る余裕をもって選択できれば
幸いと思っています。
カウンセリングの人間観の一つに
「人は、その人が抱える問題よりも、はるかに大きな存在である」
というものがあります。
今、捉われている問題に圧倒されてしまいそうに思っても、
他の自分の好きなコトに視点を移してみれば、
自分らしい違った対処方法も思いつくかもしれません。