「らしく」 生きるを支援するキャリアコンサルタント・棋道師範の西岡です。

 

今日も新型コロナウィルス肺炎の感染関連のニュースが飛び交ています。

 

先日のハーバード大のサイエンス発表から、

 

専門家の方には沈静化には1,2年はかかるだろうという見解も見られるようになってきました。

 

一方で、野党などの意見で休業補償や経済的支援が、現状の1回では不足だから

 

政府に追加を求めていたりする。

 

現状のままでは1回では足りないのは、その通りだが、

 

与党、野党のそれぞれの描く将来ビジョンはどのようなものなのだろうか?

 

3ヶ月後、半年後、1年後の状況、社会の在り方をどのように考え、

 

どうなることを良しとして、政策を決めているのでしょう。

 

現在の状況は、政府予算だけで対処できる問題ではないと考えます。

 

また、感染者状況とそれによる社会的影響は世界における状況に依存します。

 

政治に何ができるかを考えると、

 

これぐらい先にはこんな状況が予想されるから、

 

日本の社会はこのように変化していくべきだろうというビジョンではないでしょうか。

 

その変化に向けて、経済的支援はどういった期間で必要なのか、

 

どこに重点を置くのかという検討をお願いしたいものです。

 

 

 

ところで

 

先日、近い将来、Rea と Virtual の両方の世界を生きるようになるのでは、

 

と書きましたが、

 

毎日新聞の朝刊に 「ミクと結婚 AI実現」 という見出しが1面にありました。

 

ホログラムで映し出された好きなキャラクターが

 

ユーザーの好みをAIで学習して対応してくれる装置です。

 

詳細を綴った3面の記事の中に

 

『16年に英ロンドン大ゴールドスミス校であった「ロボットとの愛と性」という会議で、

 AIの専門家であるデービッド・レビィ氏は「人間とロボットの結婚は50年までに

 合法化されるだろう」と予想した。』

 

とありました。

 

 

人の好み、価値観、背景はそれぞれですから、個々のケースにどうこうということありません。

 

しかし思ったのが、

 

現在のGAFAにおけるデータの使われ方、

 

ネットで買い物をすると、その傾向からユーザーが好みそうなモノの広告が表示され、

 

不要な買い物までしてしまう。

 

ある意味、洗脳ですね。

 

要は、ユーザーの好みに従う不利をして、意図を持った誘導を行うということがあり得るということです。

 

他にも、心配はあります。

 

自我が確立していないユーザーが自分の 「いいね!」 ばかりの環境に浸ってしまった場合、

 

どのような人格に育つだろうか?

 

サプライヤーにもユーザーにも高い倫理観が求められそうです。

 

 

そんなことを考えていたら、

 

Virtual に限らず、現在でも第3次産業~第6次産業は、

 

産業と言いながら実消費資源を社会に提供するわけではありませんね。

 

実消費資源の生産高が必要な消費量とバランスしていることは

 

誰が把握して管理しているのだろうか?

 

昔、何かの本で地球が養える人口は80億人というのを読んだ記憶があります。

 

テクノロジーの進歩で改善はされているのでしょうが、

 

資源が平等に行き渡ってのことですよね。

 

先人国と呼ばれる地域で、生活の便利さにかまけて第1次産業、第2次産業が

 

軽んじられて実消費資源の生産量が不足したり、

 

将来の分まで先取りしていないか。

 

Who knows?

 

身の回りだけでも考えることにしようと思います。

 

 

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