G20が始まりましたね。

 

やはり注目は米中貿易摩擦でしょうか?

 

それとも自国第一主義の蔓延による国家間の軋轢でしょうか?

 

話が大きすぎて実感がわきませんが、いずれも遠くない将来に日常生活に影響してきます。

 

日本の今の株価も安すぎる評価と言うアナリストもいらっしゃいますが、

 

世界経済にマイナス要因となる懸念事項が多く重い状況です。

 

企業の業績が低迷すると、下請けや労働者にもそのしわ寄せが来ます。

 

各国の首脳には世界全体がプラスになることによって自国の脅威(貿易,温暖化,海洋汚染,紛争など)が減じるという

 

観点で知恵を出し合ってもらいたいものです。

 

 

私たち一般人はG20での議論を同行できるわけではありませんが、そこで話し合われたことが

 

日常にどのように影響してくるのかを予想して計画に盛り込んでおかなくては、計画が途中で破綻してしまうかもしれません。

 

技術革新、働き方改革という大きな流れに、グローバル化によって重篤化する地政学的な影響が重なってきます。

 

読めない環境変化に適応していくためには、自己を明確に持って変化する環境にフレキシブルに適応できる考え方と知識、技能を

 

身につけることが大事になってくると思われます。

 

 

今日は、中学校の囲碁・将棋部支援の講座では次の項目を各10分ずつでお話しました。

 

① 将棋の起源          ・・・ 将棋部員の常識として  

 

② マズローの5段階欲求説  ・・・ 部活動雰囲気の改善が生徒たちの目的の一つとなっており、自分の行動を見直すネタとして

 

③ 頭金から知る詰手筋     ・・・ 簡単な詰み型を知ったときに、その応用をどのようにしていくかという手法として

 

部員の棋力は駒の動かし方からという初心者から初段直前まで、

 

将棋に対する関心も 「将棋が好き」 から 「他の部活では務まらないから仕方なく」 まで様々です。

 

できるだけ、全員が参加できて飽きないように、毎日が工夫です。

 

前段にも記しましたが、これから社会に出る人たちは何事も自分事として主体的にフレキシブルに適応していくことが求められるでしょう。

 

部活動を通して生徒達が、

 

自己について考える切っ掛けになったり、

 

同じことでも見方を変えることで役立つものとして使えるということに気づいたり、

 

基礎を身につけることが、複雑で難しいことを行うことにどうにつながるのかを感じられる

 

とよいな、と思います。

 

もちろん、それを土台として将棋も上達してもらいたいのですが。