弱小失恋物語
いつの間にか男3人女1人の仲良しグループができた
もちろん仲間内には他にも女の子はいたし
男3人も彼女がいたり、適当に他の女の子とも遊んでたから
4人はそんな色っぽい関係じゃなかった
彼も4人で遊ぶこともあれば彼女と2人で遊びにも行った
ある日、彼と彼女が2人で遊びに行った時
彼女が笑顔で「まるでデートみたいだね」と言った
すると彼はからかわれてると思ったのか、こう言い返した
「バーカ、俺はデートの時はすっごいロマンチックにムード作るぜ~」
まるでお前なんて相手にしてないような口ぶり・・・
今を思えば何も気がつかないバカ丸出しのセリフだ
でも、この時の彼は本当に気が付いてなかった・・・
自分の気持ちに・・・
ただずーっとこのままの時が過ごせればいい
なんてガキみたいなことを思っていた
そんなこんなでもうすぐ彼女と知り合って1年が経とうとしていたある日
仲間内のリーダーが俺達に話したのは
彼女と付き合いだしたということだ
彼は驚きとともに素直に喜べなかった
その頃の彼は少しだけ自分の気持ちに目覚め始めていた
でも、その気持ちはまだ燃えるほどの勢いを持たず
誰にも何も言わないままだった
それからの彼女は少し変わった
あれだけ自分の車で出かけてたのに今じゃ恋人のナビシートに収まってる
集まった時は、みんなで並んで座ってたのに
恋人の後ろに隠れるように、そして寄り添うような位置に座っている
彼はそんな彼女を見ていて辛いとは思わなかった
どちらも大切な友達だ
今は少し心が痛いけど、笑って祝福してあげよう
そう考えていた
それからは彼も他の女の子と適当に遊んでいたし
そのうち何人かとは寝たりもした
そしてあの事件は起こった・・・


