飲みの席を自分のものにしようと【極秘メモ】に蓄積していった情報はメモ帳いっぱいになっていた頃だった。

所属していた音響部のI部長が、最近良く話しかけてくれる。そして、大型現場にしか来ないこのI部長が同じ現場でおれをアシスタントとして指名してくれたのだニヒヒ

それは、昔から長く愛されている音楽番組で自分も子供の頃から見ていたI番組だった。

しかも、そのI部長はいつもいじめてくる先輩の上に立つ人であり、昔その人をいじめていた人だったww真顔

それ以降、そのI部長の前では、その先輩から後輩いびりはなくなった。
逆に、おれの前でいじめられていたゲッソリ

この業界は、ずっとこんななんだな、、、
昔から変わらないんだ、、

ただ、この現状を変えようとしている先輩達もいた。しかし、その現状は変えられなかった。

やはり人を変えるというのはとても難しいものである


ある日、ミキサーを触られてもらう機会がきた。
(ミキサーとは音を混ぜて、音を整える機器)

そのころアナログからデジタルに変わりゆく時代の中、デジタルについていけない先輩達がいた。

これはチャンス!!!
おれはデジタルミキサーについて勉強した。I部長は積極的に最新のデジタルミキサーを会社で購入していた為、とても詳しかった。
I部長や、メーカーさんなどに教えてもらいながら学んでいった。
これで先輩よりも知識がつけばチーフになれると思ったからだ。

ただ、知識がついても実践しなければ意味がない。
優しい先輩がチーフの現場の時に、時間があればミキサーをいじらせてもらった。

そして、ついにこの日が来たのだ。

「おいJB!つぎの〇〇番組チーフやれ」

おーー!!来たー!!
「はい!喜んで!!」酔っ払い

そして、先輩をアシスタントにし、その番組の音響部門をチーフとしてやらせてもらうことになった。
もちろん、プレッシャーと緊張でボロボロたったが、アシスタントでついてくれた先輩にフォローしてもらいながらなんとか本番を乗り越えた。

そして、その時がきた。
その番組のOAを見ていたらエンドロールに名前がのったのだったクラッカー

入社して、もうすぐ1年たつところで、目標が達成した。
その後は、他の仕事も任せてもろえるようになり楽しかったアップ

しかし、その気持ちもすぐに崩壊する事になる汗


そんな自分をよく思わないいじめっ子の先輩が、その先輩が担当する別の音楽番組でおれをアシスタントとして毎回指名してきたのだった。

その番組は朝は早く、夜はテッペンを超える。しかもかなりハードな番組だったが、それ以上にその先輩が自由に吠える事が出来る場所でもあったダウン

朝から晩まで殴られ、蹴られ、何をしても怒鳴られ怒られる

辛すぎた、、、、本当にやめようと思ったゲロー

休憩中、ロケ弁を食べていてもいじられ、けなされる。心が休む時はなかった。

課長からはそんな自分を気遣ってくれて、よく飲みに誘ってくれた。2人で飲むので気を使う事がなく、ほんとに辛い時は男泣きをした。

その時からおれは仕事が嫌いになった。
毎日毎日憂鬱で、笑顔も減ってきた、、、

あんなに頑張ったのに、、なんでだ、、、

入社して1年、、、ほんとにやめようと思った。
しかし、今やめたらただ逃げるだけだ。やめたところで次何するか、、、他の同業他社に入っても、、、

その頃、残業も多く。
20歳で、多い時は手取り30万くらいもらっていた。その時の周りに比べると、給料は貰っている方だったので、辞めるにもやめられない状態だった。

そこで、まずは3年間頑張ろうと決意したのだひらめき電球

そして、1年が過ぎた頃、後輩が入ってきた。
その時の後輩達の顔は希望に満ちた顔つきだったが、数ヶ月でほとんどの後輩は辞めていった。

そして2年目となった時、そのいじめっ子の先輩に呼び出された。

「おまえ、今度この番組のチーフやれ」

っと!!??

お!!と思ったが、かなりヘビーな内容だった。
プラン表だけ渡されて

「後はよろしくな」

と言われた。
まだ、わからない事ばかりだったため、何からやればいいかわからなかった。
その先輩に聞きにいっても、
「いつも見てるだろ」
と言われ何も教えてくれない。

なんだよ、、、どうしたらいいんだよ、、
困っているおれの顔を見ながら楽しんでいた、、、ムキー

悔しすぎる、、、なんとか成功させよ!!本番までまだ時間はある!!

そこで、その番組に入った事がある上司や先輩に聞きながら、プランニングをしていった。

これを成功させたら、あの先輩は認めてくれるはず!!いじめも無くなるはず!!

他の仕事の合間や、仕事前、仕事後の時間を使って、必死にやった。

そして、その日になった

つづくつづく→→