駅から
この田舎の この駅から 一直線にのびるこの道を、君と最後に歩いたのはいつのことだろう 同じ夢を追いかけていたあの頃 俺の隣を歩く君は 前髪を切りすぎて後悔していたね あの夢に裏切られた時は ぬくもりより寒さという真実を覚えた この小さい国 この小さい町 けれど もう逢うこともないだろう この駅からのびるみちを歩いていたら 一台の救急車が追い越していく このサイレンの音を 君はどこかで聴いているのだろうか