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今日も常夏のマレーシア ジョホールバルからお届けします!
 
 
 
昨日の日本の朝日新聞にマレーシアの記事があったので共有致します。
 
そのタイトルが「マハティール首相 苦境」と言うものです。
 
 
 
 
 
 
 
何が??と思っているかたもいると思います。
当選当時は政権支持率が79%もあり、何も問題ないように見えますよね・・・しかし選挙で掲げた公約や行動にマレー人の人たちの怒りを買いはじめたと言うものなんですね。
 
 
 
マレーシアに住むマレー人たちを優遇すると言われるブミプトラ政策(教育期間などでマレー系の入学枠があるなど)が足を引っ張っていると言います。
 
 
 
選挙で掲げた公約にはこのブミプトラ政策の一部を見直すとしたことから、
マレーシアで着実に増えている中華系の人たちが選挙協力をしました。
経済的に優位な立場の中華系の人たちはマレー系優遇策に不満を持っており、今度こそ!と言う期待がこの支持率につながったとも言われています。
 
 
 
見直しはこの政策だけでなく財務大臣や司法長官などのポストも非マレー系の人たちを選ぶなどしています。これにより支持率は30%台に落ちたと言われています。
 
 
 
マレーシアに住むとブミプトラ政策でいかにマレー系の人たちが優遇されているかわかると思います。いい面もありますが、保護することだけでいいのか?と思ってしまうことが多々見受けられます・・・
 
 
 
 
人口が増えつつある中華系の人たちはその優遇措置をも跳ね返す努力をして経済的地位を確立しています。
それが血となり肉となりビジネスのスキルもUPしていきます。
その差は広がるばかり・・・
もちろんしっかりしたマレー人の人たちも沢山いることも事実です
 
 
 
 
どこの世界でも保護されているとそこから努力して抜け出そうとしませんよね・・・マハティールさんは今後どうやって舵取りをしていくのでしょうか