劇団としての久しぶりの稽古。
まずは発声練習から。
発声はまず呼吸からはじまる。正しい呼吸法をすることにとまどいがあるみたいで、昔自分が先生から教えてもらったり、本でよんだりしたポジショニングからやってみた。
なるほど、自分が感じたよりも本人たちには実感があったようだ。
体のどこが響いているのか本人が意識することによって自分自身の発声をコントロールできる。こうしろああしろでは進歩はない。
まずは基本を徹底的にやることで、肉体の変化が自分自身のなっとくした形で現れるのかもしれない。
つづいては、気持ちのキャッチボール。
台詞がキャッチボールされるのではない。意識のキャッチボールだ。
・・・と言ってもなかなか理解してくれない。
この辺がしっかり出来ていないから、いつまでたっても細かな演出(演技指導)をしないと芝居が出来ないのかもしれない。
まずは猫と犬で会話して貰う。台詞はワンとニャーだ。新人はここからがスタート。
新人といっても舞台経験があるので思ったよりもうまくやっている。
続いて会話の成立しない会話。
相手のことばとは関係ない言葉を発っしながらも意識が会話している。
耳をふさぐとあたかも会話しているように見えるというエチュードだ。
これがかなり難しい。
頭の柔らかさと会話をしているという意識の混在。新人はやっていることさえ理解できない。
いろいろやっていると、自分が若い頃に徹底的にやらされてきた基本訓練をいろいろ思いだしてきた。
芝居芝居で追われた毎日だったけど、ゆっくり基本に立ち返ることも必要だと確信する。 |
2003/04/09 |
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