みなさん、こんばんは、ムラタです。

本日昼の部にて、日生劇場公演の千穐楽を迎えましたー!!!

 

 

カーテンコールでは、チームGreen フランキー・ヴァリ役/花村想太さんの紹介で、昨日と同じようにスイングの宮島朋宏さんが呼び込まれます。

花村さんは、

「全役、boys[=大音智海さん・山野靖博さん・若松渓太さん・杉浦奎介さん・岡施孜さんの5人]のみなさんの全役を覚えて、実は、スタンバってくれていました(キャストから、そして、客席から拍手)」

と紹介した後、

「難しい心持ちですよね。"出たい" けど "出たくない" っていう」

と宮島さんに声をかけます。

日生劇場公演、実際にお客様の前に立つことはありませんでしたが、日々、舞台を見守ってくれている宮島さんの存在は、カンパニーにいつも安心を与えてくれていました。あらためて感謝!です。

 

 

キャスト17人が揃ったところで、あらためて花村さんから、

「みなさん、東京千穐楽、お越しいただいてありがとうございました」

とご挨拶があり、ここで、スタンディングのお客様に着席を促します。

 

カンパニーを代表して、チームGreenの4人による千穐楽挨拶が始まりました。

 

最初は、ニック・マッシ役のspiさんです。

お客様に向かって、

spi「立ち上がってください(客席笑)」

花村「二度手間(笑)」

というやり取りあって、

spi「えー…東京千穐楽ということで、今日、この日を迎えられたこと、本当に嬉しく思います。

みなさまの人生が豊かになること、お祈り申し上げております(客席笑)。本当に本日はありがとうございました(客席拍手)」

 

続いて、ボブ・ゴーディオ役の有澤樟太郎さん。

有澤「本日は本当にありがとうございました(客席拍手)。

ホントにspiさんが言ってた通り、こんなに豊かに、みなさんを出来る作品、そうないと思います(キャスト笑)」

spi「(笑) 無理矢理拾わなくても」

有澤「いや、マジで、マジで! 俺、言おうと思ってたんですよ!」

spi「マジで?」

有澤「うん」

spi「打合せしような、今度な(客席笑)」

有澤「こんなにみなさんを、何て言うか…満たせる作品ってないと思うんですよ。それを僕たち、自身を持って届けてるんで、これから旅(公演)行きますけれども、みなさん、しっかり演ってこれるよう応援して下さい。ありがとうございました」

 

3人目は、トミー・デヴィート役、尾上右近さんです。

「ありがとうございました。

東京の千穐楽っていうことで、大きな出来事だな、と思ってます。ここがひとつ、第一ピリオドかなっていう感覚がある中で、この(キャスト)一人一人が全力で演ってる姿見てても、(自分は)ほぼ初めてのミュージカルでありながら勇気づけられる、そしてお客様に感謝し、みなさんのおかげでここに立ってるんだなってことを感じる、そんな日々でありました。

この日を迎えられたことは、ホントに良かったな、と思っております。そして、これは、みんな想ってることだと思いますが、花村想太のフランキー・ヴァリとこの東京千穐楽を迎えられたこと、僕はホントに嬉しいです!(客席拍手)」

 

そして、フランキー/花村さんです。

「本日は、お越しいただきありがとうございます。昨日、僕は、ステージに立つことが出来なくて…みなさんにご心配・ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ないです。

(Jersey Boysは)難しい曲を、お芝居と両立しなきゃいけない。こう、お芝居を本気でやっちゃうと歌が歌えなかったり、お芝居を手抜いちゃうとこの物語が成り立たないんじゃないかって思ったりとか。いろんな葛藤の中でずっと闘ってきたんですけども、Greenチームのみんなの支えのおかげで、すごく、僕は頑張れたんだなと思っております。

今日、僕は、このステージに立つことが出来て ー 東京千穐楽、自分自身のチームで迎えることが出来たことは、ホントに幸せです。

ツアーがありますので、大阪公演から、また頑張りたいなと思っております。あらためまして、本日、お越しいただきましてありがとうございました」

 

 

  本日のチームGreen、千穐楽公演中のひとコマ。

  ライブカメラ映像を切り抜いてもらいました。

 

 

大きな拍手の中、シングルキャストが上下の袖にはけ、舞台上に残った4人のBOYは、

花村「トミー・デヴィート! 尾上右近!」

右近「ボブ・ゴーディオ! 有澤樟太郎!」

有澤「ニック・マッシ! spi!」

spi「そして、フランキー・ヴァリ! 花村想太!!」

と声高らかに紹介し合い、お客様に手を振りながら袖へ下がりました。

 

この後、お客様からの熱烈な拍手が続き、再び舞台上に出たキャストですが、花村さん、想定外の事態に「どうすれば???」の状態に(苦笑)。

場内はほっこりした空気に包まれ、あたたかい拍手の音をあびながら、「Jersey Boys」日生劇場公演は、千穐楽の幕をおろしたのでした。

 

 

あらためまして、日生劇場公演にご声援いただいた全てのみなさまに感謝申し上げます。


スタッフは明日、大阪に乗込み、31日から次なる舞台、新歌舞伎座の仕込に入ります。

大阪公演は、11月3日~6日!

みなさま、今度は新歌舞伎座で、お待ちしておりまーす!

 

 

追伸:まだアップ出来てないトークショー・レポ2本、もうちょっとお待ちくださいねー。