先日、ライブでサルサを楽しむ機会がありました。
普段のDJが回すサルサと ライブのサルサ かなり違いがあります。
DJたちは踊りやすいテンポ、選曲をしてくれているのですが
一方、ライブでは(バント構成にもよりますが)即興演奏(ラテン音楽ではデスカルガと呼びます。
ジャズで言えばジャムセッションですね)が入ることが多々あります。
そんなとき、踊り=振り付け(決まったパターン)を踊るもの
という意識があると、戸惑ってしまうでしょう。
ライブが苦手な方はどうしてもこの即興部分のアレンジが苦手な方が多いと思います。
まずは、発想を自由にしてみてはいかがでしょうか。
踊り=正しい振り付けを踊るのではなく、自分の好きな動きをして良い(正誤はない)
日本の方が英語を喋るのが苦手な方が多いのは正確な文法に捉われているから。
それと一緒で、踊り(サルサ)も、まずは正確に踊らなければならないという概念を取り払うこと。
特に即興部分では リーダーはパターンのリードをストップして
お互いにシャイン(個別に踊ること)を楽しんだり あるいは手を繋いだまま、お互いの「ノリ」を楽しむ
そんな風に気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
普段のレッスンではパターンで練習をしますが
どんな曲でも即興で踊れるように、と度々口にし、そのための引き出し、音楽の解釈方法なども
お伝えしています。
スモールステップとしては、お家で好きな音楽でまずは体を動かすところから始めてみてはいかがでしょうか。
私の例です→ これも即興。キューバの至宝・オマーラポルトゥオンドのボレロを一人で(^^)