日本ボクシングファンにとっては最高の夜だった。



野球の「WBC」で盛り上がる中、東京と神戸で行なわれたボクシングの

WBCに世間の注目はさほど集まらない。



長谷川穂積という素晴らしい世界王者がいることを一般層のどれだけ

が知っているだろうか。



粟生隆寛という天才ボクサーの名前をボクシングファン以外で何人が

間違えずに読めるだろうか。



挑戦者のブシ・マリンガ選手を1R2分37秒TKO勝ちを収め、8度目

の防衛に成功した長谷川選手はこれで3連続KO防衛。日本ジムの

所属選手では史上3人目の快挙だ。



王者オスカー・ラリオス選手を大差の判定で下し、初の世界タイトル

奪取に成功した粟生選手は、悔しい敗戦を経てさらに強さを増した。



第一戦ではあと一歩のところで逃した世界タイトル。号泣する彼を

みて、前回すんなり獲っていたらこれほどベルトの重みに感激する

こともなかっただろうなと感じた。

そして、長谷川チャンプにはそろそろ「海外進出」の機会を与えて

欲しいと願わずにはいられない。











世界ボクシング協会(WBA)女子スーパーフライ級タイトルマッチが

26日、後楽園ホールで行われ、同級1位の挑戦者、天海ツナミが

同級王者の中国人、張喜燕を2-1(97-95、98-92、95-96)

の判定で破り、新王者になった。



張は初防衛に失敗。

 

WBA女子王座獲得は日本選手で初めて。


国内の女子の現役世界王者はWBCアトム級の小関桃、WBCライト

フライ級の富樫直美に続いて3人目。



天海は17戦14勝(5KO)3敗、張は10戦7勝(2KO)2敗1分け。



技巧派サウスポーの王者張を攻撃力で攻略した。



序盤、王者の左ボディに苦しむもひるまず、2回からは頭を振り

ながら右ボディ、左フックをヒット。



有効打よりも手数で圧倒し、王者の下がりながらの攻撃よりも

ダメージブローとして評価されたようだ。



ハードパンチャー王国の沖縄県出身。ボクシングを始めたのは

20歳だという。



女子ボクシングのパイオニア、山木ジム所属



WBA世界女子スーパーフライ級王者、天海ツナミ。本名

は有馬真波。



年齢も24歳と若く、女子ボクシング界のスターとして活躍して

ほしい逸材だ。



おめでとう!

 







JBO・日本ボクシング機構-WBA新王者、天海ツナミ






国際アマチュアボクシング協会が18日の理事会で12年ロンドン五輪

での女子種目の採用を求めていく方針を決めました。



近く国際オリンピック委員会(JOC)に申請する予定とのことです。



日本では去年、女子プロボクシングが正式に認可されたばかりですが、

すでに世界王者も誕生し早くも違和感を全く感じなくなりました。



女子がボクシングの実戦を行なうことが当たり前になったのです。



一方で女子の選手数が世界的に見てもまだまだ少ないため、簡単に

タイトル戦が組まれ、その権威が揺らいでいる感も否めません。



オリンピックにて女子ボクシングが採用されることは喜ばしいことです

が、一定数以上の選手層が見込める階級に限定するなど、メダルの

権威を落とさぬ工夫も必要かと思います。