シンスプリント治りますか? | 札幌市北区の整体院 碧い宙 臨床報告

大学生 バレーボール選手

主訴 脛骨内側の痛み

 
「1年くらい前にスネの外側と内側に痛みが出て段々ひどくなり、今ではジャンプ・ダッシュ・サイドの動きなどをすると力が抜けるような強い痛みで踏ん張りが効かない。今は特に両足のスネの内側から後方にかけての痛みが強い。」とのことでご来院。

痛みが出てから整形外科に行くと、シンスプリントと診断され、「足が疲労しすぎているからしばらく練習を休みなさい!」と言われ、1ヶ月間練習を休んで通院しながら様子を見ていたが一向に回復の兆しが感じられない。
仲間にすすめられて鍼治療に切り替え現在も治療を続けるが・・・。」とのこと。

現在は、マッサージ・アイシング・月に2回くらいの鍼治療など。

施術の狙いどころ。

単純の足の痛みであれば、痛いところとその周辺をマッサージをするだけで改善されることもありますが、シンスプリントとなると、そんな単純なケースはほとんど無いと言えるかもしれません。

シンスプリントは、脛骨周辺の筋肉やふくらはぎ周辺の筋肉の過度の使いすぎによる筋肉疲労から起こる痛みと単純に考えられてしまう傾向にあるようですが、実はもう少し複雑な経路から痛みが発生していることの方が多いのです。

膝から下の痛い部分とその周辺だけに対するアプローチを毎回繰り返しても症状に変化が表れないのはそのためです。

今回の狙いどころは、バレーボールで繰り返される動作を現場検証していくことによって、7箇所の原因部位を特定することができました。

患部へのアプローチは、今まで嫌というほどやってもらってきたでしょうから、ここではやる必要もないと考え、その他の7箇所の原因部位に対しての施術を分かりやすいように順番に行いました。

1箇所目を施術して・・・

私「どうですか?これで変化を感じますか?」

患「足首が動きやすくなりました。さっきよりも動いてますよね?えっ?なんで?」

という様な感じで、1箇所ずつ処理していく度に痛みが消えて、違うところが目立ってきて、可動域が広がって・・・というように改善されていきました。

そして最後の7箇所目で「もうほとんど痛みはありません!押した時の痛みを感じません!」とのことでした。

最後に重心を調整しながら「今回のシンスプリントの原因は、今日施術したところ全部ですよ!」

と伝えると「そうなんですか~?でもそう言われれば納得いきますね。ここら辺はかなり使ってますもんね。」

とのことで、無事終了となりました。

帰りは大変嬉しそうに深々と頭を下げられ、笑顔でお帰りになられました。

ありがとうございました。


札幌市中央区の整体
札幌市中央区南3条西3丁目10-3 三信ビル3F
011-233-2215
JBM総合整体院 碧い宙(あおいそら)