20代女性
主訴 顎関節症
話をするくらいなら(口を大きく開けなければ)問題はない。
お寿司などは食べられない。
あくびをこらえる時や、笑いをこらえる時はかなり大変。
口を開けるとカクカクどころではなく、カキ~ンと金属音がする。
調子が悪い時は、口を大きく開けなくてもアゴが外れる時もある。
小学生の時からスキーをやっている。
夏場はジムで筋トレ。特に下半身を中心に全身のトレーニング。
仕事は営業で車の運転が多いが、それほど歩かない。
顎関節症の治療といえば、顎関節周辺のマッサージや電気治療が一般的ですが、夜寝る時に歯ぎしりをしないようにマウスピースをつけさせられることもあります。
顎関節症の原因は、硬い物の食べ過ぎや歯ぎしりや気付かないうちに歯をかみ締めていることによっててアゴの筋肉が疲労して硬くなってしまっているものと考えられているようですが、実はそうではありません。
顎関節症をお持ちの方は、顎が開かなくなる前に硬い物を食べ過ぎた記憶はありますか?
「寝てる時歯ぎしりすごいね~!」なんて言われたことはありますか?
自分でふと気付くと、顎に異常をきたすほど歯をかみ締めていることってありますか?
硬いものを食べなくても、歯ぎしりをしない人でも、気付かないうちに力んでしまっているということがないと思われる人でも顎関節症は起こります。
ということから考えても顎関節自体の疲労がなくても顎関節はロックしてしまうということです。
これらの情報から施術開始。
上の情報からすでに、顎に可動制限を起してしまう原因となる連動部位の疲労が見えております。
この方の場合、大きな原因となる筋肉異常は3ヶ所あると考えられます。
1ヶ所目の○○を触診してみると案の定、かなりの硬結を発見。
2ヶ所目の○○も同じくかなりの硬さと圧痛がありました。
3ヶ所目の○○は目立つ硬結はありませんでしたが、「軽く押しても痛い」とのこと。
1ヶ所目を施術した時点で「カキ~ンといわなくなった!」と患者さんビックリ!
2ヶ所目を施術すると、顎の開閉が正常に。この時点で「まったく問題ない!」とのこと。
3ヶ所目を施術すると、更に楽になったようで「ウソみたい!明日の朝起きてみたら夢だったなんてことないですよね~?」とのこと。
最後に、顎関節症になってしまった原因を説明し、今後の予防対策を説明して終了としました。
でも、予防はちょっと難しいかも知れないので、なったときはまた来てくださいね。
患「こちらで顎関節症を治してもらった友達のすすめで、1回で治ることは絶対無いと思いながらもちょっとだけ期待して来てみたんですけど、早く来れば良かった~~~。スキー仲間にもいるんですよ~!紹介しておきますね~。」とたいへん喜んでいただきました。
そうなんです、顎関節症はスキーヤーに多いんです。
寒いから、かみ締めているからではありませんよ!
お仲間のご来院、お待ちしております。
ありがとうございました。
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