仕事における報告の仕方-“ほうれんそう”の適否が評価を左右する | 仕事力向上!スキルアップを目指すビジネスマンを応援|自立型ビジネスマン育成塾 塾長 金子誠志

仕事力向上!スキルアップを目指すビジネスマンを応援|自立型ビジネスマン育成塾 塾長 金子誠志

仕事力向上にお役に立てる内容を書いています。仕事力向上には『総合力』が重要です。この総合力こそが、仕事のスキルアップに繋がってくるのです。

仕事をしていく上で最も重要となる“スキル”、
それが“コミュニケーションする力”です。

前回は、仕事における「基本のき」“ほうれんそう”を例に、
“コミュニケーションする力”の大切さを記しました。

そこで今回は、“ほうれんそう”に特化し、
もう少し中身を深掘りしたく思います。

◎前回記載については、こちらをご覧ください。
◎“ほうれんそう”の意味については、こちらをご覧ください。

“ほうれんそう”の目的とは、
仕事を共にする相手へ情報を伝え、コミュニケーションを深め、
課題・方向性を共有すること。

“ほうれんそう”がどれほど重要か、友人の例を紹介しましょう。

今はすっかり高収益企業となった日産自動車(以下、日産)。
あなたもきっとご存知のことと思います。

1999年、日産は、
カルロス・ゴーン氏をCOO(最高執行責任者)に迎え、
劇的変化を遂げました。

ゴーン氏就任以前は
「すぐ隣に座っている別部門の人が何をしているか
よく分からなかった」と友人は言っています。

ところがゴーン氏がさまざまな改革を実施、
組織横断の変革チームを立ち上げ、
実は隣の部門も同じようなことに悩んでいる、といったことが、
共有できるようになっていったそうです。

それを機に、両部門のミーティングがもたれ、
徐々に連携が深まっていった、
と友人は言っておりました。

きっかけはメンバーの
ちょっとした“ほうれんそう”
だったとのこと。
それが次なる“ほうれんそう”を生み、
新たな流れを作った、ということでしょう。

どうですか、“ほうれんそう”の秘めたるパワー。
“ほうれんそう”が活発な組織は、課題・方向性が
共有されやすく、結果、さまざま発生する事象にも
柔軟な対処が可能となります。

では、実際の“ほうれんそう”においては、
どのような点に気をつければ良いのでしょう。
優れた“ほうれんそう”とはどのようなものか。

意識すべきは、『タイミング』『対象』『内容』の3つです。
そのでき如何は、個人評価に直結。
だからこそ、方法論をしっかり押さえるべきかと・・・。

具体的ポイントについては、以下に詳しく記しております。
ご参考となれば幸いです。
◎「ほうれんそう実践のポイント」については、こちらをご覧ください。