誰もが新人の頃は右も左も分かりません。
そんなフレッシュマンも時間とともに多くの経験を積み、
ビジネスパーソンとしての年輪を重ねていきます。
最初はどんぐりの背比べだったはずなのに、
いつの間にか大きな開きが生じてしまう。
大輪の花を咲かせる人がいる一方、
それなりの日々に甘んじる人も・・・。
ビジネスパーソンの成功に必要な要素って何でしょう。
それが『7つの力』の有無。
職場で確実にステップアップし、成功(昇格・昇給など)をつかむには、
『7つの力』の習得&実践が不可欠なんです。
◎『7つの力』概要については、こちらをご覧ください。
『7つの力』はどれも重要ですが、中でも、
全ての基礎になると同時に、最も大きく影響するのが
“思考力”(奮闘努力)。
これが不十分だと、結果も満たされないものになりがちです。
では、ここで言う“思考力”とはどのようなものでしょう。
一言でいえば、
可能な限り自ら考え抜こうとする姿勢を持ち続けること。
かのマザー・テレサ女史も「考える時間を持ちなさい」と
おっしゃっています。
成功に必要となる“思考力”とは、
とにかく自分に問いかけ、何らかの答えを導く力のことなんです。
具体的に何を考えればよいか、例を挙げてみましょう。
Q:そもそも成功するにはどうしたらよいか?
Q:私はどのような(ビジネス)人生を歩みたいか?
Q:10年後にどんな仕事・役割を担いたいか。
Q:3年後の自分はどうありたいか。
Q:今年の目標をどこに置くか。
Q:それら実現のために長期的に何をするか。
Q:短期的に、例えば今月、今週、そして今日明日、何をするか。
Q:それら実現に立ちはだかるハードルは何が考えられるか。
とにかく悩み、自分なりに一定の答えを出す。
どうしても一人で答えに辿り着けそうもなければ、
誰に相談すべきか考える。
本当にその相談相手が適任かも十分に検討する。
仮に相手が多忙な人なら、どうすれば時間をとってもらえるか考える。
とにかく徹底的に考え抜く。
それこそが成功を手にするための“思考力”なんです。
“思考力”の後ろに( )で“奮闘努力”と記されているのは、
「持てる力の全てを尽くし、考える必要がある」という意味から。
でもこの徹底的に考える行為、決して簡単ではありません。
特にテーマが広がるほど、
何から考え始めたらよいか、選択肢があり過ぎます。
どこまで考えればよいかも悩むところ。
それでも何度となく繰り返すことで、自分なりの答えが見えてきます。
具体的な課題も明らかになるでしょう。
最初は慣れないかもしれませんが、
「継続は力なり」という言葉があるように、
繰り返すことで、
徐々に“考える”行為が日常的なものになっていきます。
人は誰も「自分を変えたい、高みを目指したい」という思いを抱くもの。
本当に変化を望むなら
“思考力”(奮闘努力)強化は避けて通れません。
あなたは考え抜いていますか?
◎「“思考力”の高め方(方法)」については、こちらをご覧ください。