フリーダイビング その3 初めての人に勧める? -リスクについて
その2でなんで潜るのという質問について記載してみた。
では、フリーダイビングに触れたれたことが無い人に勧めるか? ということについて考えてみたい。
正直言えば、僕は敢てフリーダイビングを皆がする必要は無いと思っている。
こんなことを言うと協会から怒られてしまいそうだが、実は単純ではない。 分類が必要だ。
つまり解りやすく登山に例えるとするならば、誰もが冬山登山をするわけは無いし、万全の装備で準備していても危険であることには変わりがない。
山も海も常に状況は変化する。 自然相手の遊びはリスクが伴う。
どんなに冬山が綺麗でも リスクは大きすぎる。 だが、一度体験したら、その虜になる。
かといって、素人に一緒に冬山に行こうとは声をかけないのが普通だ。
(危険度は全然フリーダイビングは低いのだが、)いわばそんな感じなのだ。
A 低山のハイキングがスノーケリング感覚。
B 1000m以上の山への登山がスキンダイビング。
C 登山隊の登山がフリーダイビング。
そんなイメージでいいのではと思う。
で、Aは誰でも入門的に出来るし、楽しい。 ガイドについて浮いていればいい。
しかし、Bとなると 有る程度のスキルがないといけない。 しかし、なんとなく誘われて登ってしまう。
気が付いたら、遭難、体力消耗でダウン。みたいな感じだ。 (海でいえば漂流とかブラックアウトとか)
しかも単独で登って遭難している人の数は計り知れない。
逆にCの本格登山は危険に見えるが、チームでしっかり計画しているのでBよりは全然安全である。
つまりフリーダイバーと称して潜っている人は実力と正確なスキルが必要だ。 他人も助けることが出来るし、計画を立てて潜っている。 バディーを決めてきちんと潜る。
それはベテランの登山パーティーみたいなものだ。
ベテランでも単独登山での事故が最も多い。
結局のところ、単独登山をしている人=単独であこがれて潜っている人、正確なスキルが無くて見よう見まねで楽しんでいる人が一番危ない。 私はそういう動機で潜ろうとしている人は絶対にスクールに入れて教えるべきと思っている。 逆にAでスノーケルして満足している人に無理に勧めようとは思っていない。
という感じだろうか。