共に生きる……は良い本です。また、ボンヘッファー自身の生き方を訪ねることなくしては読みづらい面もありましょうね。FEBCで村上ひろし(伸)先生が昨年ずっとボンヘッファーのことを話しておられました(再放送)。昨年11月に召天されました。
説教学は、選ばれた本のスポルジョンは古いと言えば古いのですが、十代半ばから教会で説教を始めたという変わり種で、天性のものをもっていたと思います。古い英語ですが、スポルジョンの説教はいくつも読んでいます。私が好きですから。
この半世紀、アメリカで説教が大きく変貌してきました。その前のドイツだとやはり加藤常昭先生から学ぶ必要があると思われます。それを理解し、さらにアメリカの動きをよく知る人としては、平野克己先生が、説教については信頼のおける第一人者と言えるでしょう。先頃出た、『説教を知るキーワード』は薄い本ですが要所ががっつり盛り込まれていて、濃密で的確だと思います。
彼ら「説教塾」のメンバーは多くの説教集を出しています。理論よりも実例をまずたくさん知るべきなのは、小説を書くのと同様でしょう。また、早く、実際に語る経験をすることは、何よりも必要なステップとなると思われます。この説教塾グループは、日本で真底説教というものを考えている方々だと思います。