節分は、季節の分かれ目であり、
年に四度ある。
地球がそれぞれの季節のゾーンに入る、
立春・立夏・立秋・立冬の
前日を節分という。
古来人間はしばしば、
この立春の時期を
一年の初めとした。
旧暦で言うならば、
本日が年の終いである。
この年の終わりの節分に、
鬼払いの追儺の儀が重なって、
いつしか同一視されたことで、
豆まきが残っているようだ。
鬼は外、というばかりではないぞ、と
鬼を内に呼ぶような地域や風習もあるという。
鬼は確かに私たちの中にいる。
それを追い出すことは、
ついぞできる話ではない。
私は、私の中の鬼とつき合うしかない。
それが働かないように、
赦された中で
鬼ならぬ外からの善きものに
導かれるようでありたい。