語と語の結びつきの妙ということで
一昨日に私が驚いたのは、
「神からのコミュニケーション」という語なのであった。
 
少なくとも私は、こんな語の組み合わせは、思いつかない。
「神とのコミュニケーション」なら、分かる。
「神からの言葉」や「神からの呼びかけ」なら、よく分かる。
日本語で言う「コミュニケーション」という言葉は、
そのように使うものと考えている。
 
だが「神からのコミュニケーション」という語は、
私は使ったことがないし、自分から使うことはありえなかった。
それは、「コミュニケーション」というカタカナは、
もはや原語のニュアンスを全部把握しておらず、
ただの日本語の言葉になってしまっているからだ。
 
communicationの英語は、
おそらく元来ラテン語のcommunicatioであろう。
その意味は、「分かち合い・共有」である。
 
神のほうから、シェアしようではないか、という呼びかけを思う。
ひとと神との関係は、崩れていた。
私と神とのつながりは、私が拒んでいた。
 
しかし、神のほうが先に、
私を信頼していた。
おまえはこうなるよな、だよな、と。

(続く)