同じ中学生でも、
いまの一年生は、何か、違う。
 
理屈にならない理屈を言って、
自分の主張を遠そうとするのだ。
 
明らかに、幼稚な要求である。
しかし、何かしら理由を言えば
それが正しいものとして通ると確信しているようなのだ。
 
傍から見れば開き直りなのだが、
本人は、
理由を言ったので、自分は正しいと思い込んでいるようなのだ。
 
自分の要求は通すが、
相手が自分に要求していることは、
自分は聞く必要がない、と一切受け容れない。
そればかりか、
そもそも他人が自分に投げかける注意めいたものは、
無視して当然という態度でいるのだ。
 
もちろん、そういう輩はかねてからいた。
いまでも、そんな生徒ばかりであるわけではない。
数人である。
だが、数人いる。
 
どうしても、自分のしたいことは止められない。
我慢するとか、自分が引くとかいう発想がなく、
少しばかり理屈をつければ
自分の言うことを相手は認めなければならないと
本気で考えているようにしか見えないのだ。
 
いまの二年生には、
これが集団で現れるとは感じない。
一年生である。
 
年齢的なもの、精神的発達の度合いにもよるだろう。
だが去年がそうでもなかったことを思うと、
いまの一年生がやたら幼いように見えて仕方がない。
これは、公私どちらでも接する中学生に感じる。
単純に年齢に基づくとは言い難い気がしてならない。

(続く)