博多駅前の道路陥没事故は、
一週間で通行が可能となった。
 
ほんとうに大丈夫かと不安視する声もあるが、
地下のネットワークも回復したというし、
関係者のご苦労が偲ばれる。
市長も率先して現場に立ち、
多くの方々の力でここまで実行できたと思う。
感謝するばかりである。
 
何よりも、
人的被害がなかったということが、
大きな点であった。
様々な幸運が重なったのもあるが、
工事関係者の「気づき」から、
迅速に行動したことが一番大きいだろう。
 
当たり前のことを、
行っただけかもしれない。
しかし、世の中で騒ぎが起こるとき、
当たり前のことをしていない故、ということが実に多い。
 
基本的なことができていないために、
起こる事故。
それはもちろん他人事ではないのだが、
「まあこれくらいしてもいいさ」
「まあこれくらいしなでもいいさ」
真面目にお堅く守るのもどうかしているさ、という嘯きが、
重大な事故や迷惑を招いているのが実情なのだ。
 
「みんなやっているんだから」と
私たちは言い訳をするかもしれない。
だが、一人ひとりが神の前に立つという思いが、
そういうときこそ人を救うのだという見方は、
決して宗教だけの問題ではないと思うのだが。