神奈川から悲しいニュースを
朝いちばんに聞いた。
心まっすぐな方々の無念さと、
家族などの悲しさなど、
想像のできない辛さに、
私なりの悲しみを寄せるしかない。

「いなくなればいい」
心のどこかにこんな思いをかすかにでも持っている人は、
どきりとしただろうか。

欲情をもって女(人妻だともいわれる)を見た者は
姦淫を犯したのと同じである。

心の中から汚いものが出る。
実際に行為を起こしていないから善いのだ、とは言えない。
心の中にあるから、
何かの拍子に口に出たり、行いとして現れたりする。

こんな思想をあからさまにしている団体も少なからずある。
心の中で思う人間はさらに多い。
冗談のようでも、
弱者を不要とする考え方は、
政治家でもリップサービスで口に出すことがある。

心の中に潜んでいるかもしれないという意味では、
全員に近いほど多いのかもしれない。

自分もまた、例外ではない。

ともかく、私たちもまた、
心の中にあるからこそ、それが出てしまう。
復讐心も、不満も、呪いも。

その同列にある人間として、
今回のことに、加害者意識をもたないわけにはゆかない。
この意識がない者こそ、最も危険であると断じつつ。

かつての思想がまたくすぶる空気が欧州にあるとするなら、
日本においてさえ、同様であるとして然るべきではないのだろうか。