マイ・ブームなる言葉は
聞くところによると、みうらじゅんさんの造語だそうで、
けっこう誰もが使い知られるようになったものだ。

感覚をよく捉えていたのだろう。
他の人がなんと言おうと、
自分の好きなことがあっていいんじゃないの、という気持ちが
そこから伝わってくる。

もう20年ほど前に流行ったが、
いまなお通用する語でもある。

そのマイ・ブームなるものも、
ブームである以上、
自分の中で盛衰があるわけで、
先週までのマイ・ブームが
いまはもう見向きもしない、ということもある。

いま、古書が好きである。

新刊書に魅力がないというわけではない。
ただ、新刊書がすべて良いとは限らないことも
学習してしまった。
そして、新刊書の価格が、高くなった。

多数流通させる古本屋にありがちな、
一昔前のベストセラー、などを私が求めることはめったにない。
今にして、名著と言われるようになったが、
もはや書店で見ることのできないタイプの本が
どうかすると、入手しやすい価格で
ネットに載っている場合があると、飛びついてしまう。

(続く)