体育の日だということだが、
運動会の無茶な演技が社会問題化している。

一体化をつくる。
いじめをなくす。
達成感を味わう。
困難に立ち向かう。

結構なことだ。
だが、そのことと、
組体操の10段ピラミッドとは、同値ではない。

とくに成長期にある小中学生に全員同様
これを課すというのは、
悪しき「一億総○○化」の精神と言われても仕方がない。

危険なことはしてはならない。
これが鉄則である。
だが、リスクを冒すことをしない、というふうに取られると、
だからだめになる・教育というものは違う、
そういうふうに言われそうだ。

リスクも挑戦もいい。
だが、年に数千人がその故に骨折したり
難聴になったりという事故を起こしていることを、
教育上仕方がない、と片づけるのは、
悪しき軍隊思想だと気づいたほうがいい。

教員や保護者が感動するから、というのであれば、
まず教員や保護者が10段ピラミッドをやって見せたらいい。
きっと、見るだけよりももっと感動する。

私たちの時代、
高校生で7段をやるのが華だった。
ただの8段では崩れるから、
7-8-7という形で8段をあみ出しもした。
高校生だから、できた。

(続く)