X2乗の項に1の他の係数がつかなくなって久しい。
だが、たすきがけについて、
以前は中学生が普通に解いていた。
それをなくしたからといって、
因数分解が容易に皆解けているかというと、
そんなことはない。
できるできないが劇的に変わったことはないと思う。

もちろん、ある程度でよい。
もっと厳しい風に当てることは必要だ。
国語の文章でも、思想的なものに
いくらかでも触れていくことはあってもいいのではないか。
倫理や宗教について、
義務教育で皆無といってよいほどの教育しかしないことが、
幾多の歪みを生じているのも本当ではないのか。

選挙権を18歳以上にしたいという。
なぜか。諸外国がそうだから、などとも言っている。
政党の思惑があることを隠していることを問わないにしても、
それならばなおさら、
宗教について教育している諸外国については、
それを全くしていない日本の教育について、
何も問題にしないということが、実は問題ではないのだろうか。

中学と高校との間の春休みの宿題から、
話題がずいぶん大きなスケールになってきたが、
春休みというこの境界が、
本音と問題点を、
実は露呈しているのかもしれない、と
ふと思ったのである。