颱風が接近するとき、
避難の勧告などが行われることがある。
当地においてだけでなく、
全国ニュースでも流れるので、
知らない土地の地区名を知る機会になるし、
その土地の人々の暮らしを知ったりする場合がある。

そのとき気になったことの一つに、
世帯数がある。
もちろん、なんとか区域が狭かったり広かったり、
一概に人口がどうということはできないのだが、
ある地区の人数がやけに少ないという山間部に、
限界集落という言葉に現実味を覚えるのも確かである。

また、より気になったのが、
世帯数と人口である。
いくつかの区域で、
世帯数と人口とがほぼ同数である場合があるのだ。

厚生労働省の資料によると、
平均世帯人数は、2012年度で、2.57人である。
割合で言えば、1人世帯が四分の一、
二人世帯は十分の三であるから、
これらで半数を超えていることも、時代の趨勢であろうか。

しかし、颱風でがけ崩れの恐れのある山間部において、
世帯人数は平均して、へたをすると1.1とか1.2とかもあるのだ。
殆どが独り暮らし。たまに夫婦なのか、二人。

山間部とは、そういうものなのか。
ここから私が何を言い、何を考え、
何をすればよいのか、それは分からない。
ただただ、数字から現実のある切り口を見たようで、
ショックであった。

なお、世帯人数について、大まかな理解は次のようである。
1人世帯が四分の一、
2人世帯が三分の一、
3人世帯が五分の一、
4人世帯が六分の一、
5人世帯が十七分の一、
6人以上の世帯が三十分の一