たとえば通過待ちの駅で
ドアがしばらく開いたまま、のような状況なら、
分からないでもない。
が、密閉した車内で、ずうっと扇ぎ続けるのだ。

何故なのだろう。
そんなに暑いのか。
からだがどうかしているのか。

自律神経がおかしくなっているふしのある子は、
生徒たちの中でも見受けられる。
凍えるほどにエアコンの設定温度を下げる者が
時々現れる。
また、エアコンが利かない、温度を下げてくれ、と
ぼやくので、その理由を訊いたら、
風が顔に当たらないから、だという、
エアコンというものそのものについての
無知をさらける子もいる。

電車内でずうっと扇子で扇ぎ続ける人も、
何か体がどうかしているのだろうか。
いや、これは滅多に見ない、というものではないのだ。
一日の往復の通勤の中で、何人も見るのだ。

まあ、扇子だから、
基本的にそれなりの年齢の方々なのだが。

気の毒に思うのと同時に、
率直に言ってやめてほしいと思っている。