雨が続く間に、
立秋を迎えることとなる。
猛暑という文字が、
いくぶん和らいだ感じがする。

もちろん、地域的な差も大きい。
この豪雨で命や財産が消えていったということも。

颱風は、直撃しなくても、
前線を刺激し、大雨をもたらすものと知る。
直撃は、暴風が痛い。
雨については、颱風から離れていても、きつい。

その雨は、颱風のコースから明確に計算しづらい。
もちろん、近年の気象観測技術は、
かなりピンポイントの情報をもたらすが、
それだけのデータが集まるのでなければ、
どこで雨になり急に水かさが増すなどの風景は
予想することが難しいのだ。

大きな事件が直接生じなくても、
甚大な影響を与えることがあることに
なかなか思いが及ばない。

今日も、スマホを扱いながら歩く人は減らず、
傘の先で他人に恐怖を与えながら歩く人は
自分が何か迷惑をかけているなどとは気づくこともなく、
電車の中で絶え間なく喋り続ける者は、
まわりの人間を人として扱っていない傲慢さを
証明しながら、能天気に過ごしている。

私は何も悪いことをしていない。

そうあっけらかんと言い切るのは、
しばしばそういうタイプの人間である。

人は皆罪がある、という警告も、
耳に入れようとしないタイプは、確かにあるのだ。