3Dプリンタで
武器が個人的に作られたことが
先週から話題に挙がっている。

それはいけない。
趣味で使う人に偏見が増す。

そういう意見もある。

たとえばコピー機でも、
日本銀行券(札)がコピーできるのでは、
そういう懸念が当然ある。
ただし、
この場合、現物と見分けが付くことが多く、
誰もがやろうという気持ちにはなれないのは事実である。

だが、本物の鉄製の拳銃は作れないにしても、
樹脂製で殺傷機能のあるものは
実際個人で簡単に作れるという点が、
札のコピーとは違うように見える。

映画館で映し出すほどの映像は入手できないが、
小さな窓で見る程度の画像や映像が
パソコンで入手できるのと似ている。
しかし、拳銃は武器となり、
殺害可能なものであるため、
もはや単に趣味であるとは言えない。

今回、投稿映像により発覚したが、
そうしなければ黙って所持していて
何の問題もなく巷に存在していたことになる。
ということは、
すでに各方面でそれが出来上がっていることを
想像するに難くない。

技術的に「できる」ことを
「禁ずる」ことは難しい。
意図さえあれば、それは「できる」のだから、
「禁ずる」ことができるのは一定の範囲だけであり、
必ず外部の目を逃れて「やっている」者はいる。

道徳的な方面を考えれば明らかであろう。
技術ならばなおさらなのである。

法整備は重要だが、
法さえあれば抑えられるというのであれば、
そもそも警察は苦労するとはないだろう。

一般販売の3Dプリンタ自体に
何か制限を掛けるのでなければ、
コピー機と違い、明らかに「モノ」ができるのだから、
止まることはないだろう。

設計図を出してはいけない、などという法律が
ザル同然であることは、
言うまでもないだろう。

知恵が必要である。