偶然に近い経緯によって、
映画「アナと雪の女王」を見た。
いやあ、良かった。
良くできていた。
最近のディズニーのアニメの絵は
あまり好感をもっていなかった。
いや、昔から
ちょっと違和感あるかな、というのがよくあった。
あまりにも無駄がないような描き方よりも、
遊び心や無駄が好みではあると思っていた。
しかし、
魅せるという力において、
この映画は群を抜いていた。
むしろ、アニメーションの無駄の無さは、
簡潔に内容を伝えるのに実に適していた。
「言わずもがなで分かってくれる」
日本のアニメには、そういう良さがある。
口に出さないところに思いがこもる、
それはそれで私は味わい深いと思っている。
だからまた、ミュージカルは苦手だった。
何もかも大声で歌って説明するミュージカルは、
現実感を消してしまうのももちろんだが、
そうまで明かさなくても、と思っていたのだ。
このアニメはミュージカルである。
これは今は流行らない方法なのだが、
却ってそれが新鮮であったのかもしれない。
世界中が歓迎したという。
おとぎ話の世界を演出するのにも適していた。
そしてそのミュージカルが、
心の動きを明確に示した。
強烈なサウンドが、心に響いて仕方がなかった。
そこには「真実の愛」が求められた。
氷が頭に当たるのはまだましで、
記憶を消せば命は助かる。
だが、心に刺されば助からない。
トロールの説明は物語に不可欠であったが、
そこには姉エルサの、妹アナへの愛があった。
エルサはいわば引きこもらざるをえなかった。
印象的な主題の歌は、
自分本位な自由さを謳歌していたようでもあったが、
自分を取り戻す扉でもあった。
だが、私はそこに、愛はあったと信じている。
(続く)
映画「アナと雪の女王」を見た。
いやあ、良かった。
良くできていた。
最近のディズニーのアニメの絵は
あまり好感をもっていなかった。
いや、昔から
ちょっと違和感あるかな、というのがよくあった。
あまりにも無駄がないような描き方よりも、
遊び心や無駄が好みではあると思っていた。
しかし、
魅せるという力において、
この映画は群を抜いていた。
むしろ、アニメーションの無駄の無さは、
簡潔に内容を伝えるのに実に適していた。
「言わずもがなで分かってくれる」
日本のアニメには、そういう良さがある。
口に出さないところに思いがこもる、
それはそれで私は味わい深いと思っている。
だからまた、ミュージカルは苦手だった。
何もかも大声で歌って説明するミュージカルは、
現実感を消してしまうのももちろんだが、
そうまで明かさなくても、と思っていたのだ。
このアニメはミュージカルである。
これは今は流行らない方法なのだが、
却ってそれが新鮮であったのかもしれない。
世界中が歓迎したという。
おとぎ話の世界を演出するのにも適していた。
そしてそのミュージカルが、
心の動きを明確に示した。
強烈なサウンドが、心に響いて仕方がなかった。
そこには「真実の愛」が求められた。
氷が頭に当たるのはまだましで、
記憶を消せば命は助かる。
だが、心に刺されば助からない。
トロールの説明は物語に不可欠であったが、
そこには姉エルサの、妹アナへの愛があった。
エルサはいわば引きこもらざるをえなかった。
印象的な主題の歌は、
自分本位な自由さを謳歌していたようでもあったが、
自分を取り戻す扉でもあった。
だが、私はそこに、愛はあったと信じている。
(続く)