――夫が家事を手伝ってくれるリフォームがある
あるCMのキャッチコピーがこんな感じだ。
リフォームをすると、
家庭が円満にいく、という誘いなのだろうが、
ちょっとひっかかる思いがする。
一つには、これは明らかに分かることだが、
現在夫が家事を手伝っていない。
もう1つには、少し考えてみると、
夫は家事をしないことが前提となっている。
仕事が忙しいというのは百も承知だ。
だが、「家事」一般を
それほどに何もしないものなのか。
何もしないのが前提であるのか。
つまり、「しない」ということは、
家がホテルのようなものだということだ。
ホテルの客は家事をしない。
サービスを受けるだけである。
「料理をこれまでより手伝うようになる」なら、
まだソフトだったと思う。
でもまだ「手伝う」の言葉がひっかかる。
たとえば「もう一部屋掃除をするようになる」だと
さらに好印象だったのではないか。
「家事」ということで一括りにしてしまったのはまずい。
ゴミ出しひとつしていないように聞こえてしまう。
「手伝う」「手伝ってくれる」と
元来関係がない印象を色づけたことで、
男をホテル客にしてしまったこの宣伝は、
私が調べた限りではまだ問題になっていない。
もしかすると、
「リフォームすると手伝ってくれるかも」と
期待を抱く女性もいるかもしれないが、
どこか潜在的に、
「リフォームしなくてもいろいろしている」とか
「どうして手伝うだなんて言い方をするのか」とか
不愉快な感情を抱く人もいるのではないだろうか。
言葉は難しい。
どうしても、その表現が「前提」としているものが
感覚的に伝わってしまうからだ。
あるCMのキャッチコピーがこんな感じだ。
リフォームをすると、
家庭が円満にいく、という誘いなのだろうが、
ちょっとひっかかる思いがする。
一つには、これは明らかに分かることだが、
現在夫が家事を手伝っていない。
もう1つには、少し考えてみると、
夫は家事をしないことが前提となっている。
仕事が忙しいというのは百も承知だ。
だが、「家事」一般を
それほどに何もしないものなのか。
何もしないのが前提であるのか。
つまり、「しない」ということは、
家がホテルのようなものだということだ。
ホテルの客は家事をしない。
サービスを受けるだけである。
「料理をこれまでより手伝うようになる」なら、
まだソフトだったと思う。
でもまだ「手伝う」の言葉がひっかかる。
たとえば「もう一部屋掃除をするようになる」だと
さらに好印象だったのではないか。
「家事」ということで一括りにしてしまったのはまずい。
ゴミ出しひとつしていないように聞こえてしまう。
「手伝う」「手伝ってくれる」と
元来関係がない印象を色づけたことで、
男をホテル客にしてしまったこの宣伝は、
私が調べた限りではまだ問題になっていない。
もしかすると、
「リフォームすると手伝ってくれるかも」と
期待を抱く女性もいるかもしれないが、
どこか潜在的に、
「リフォームしなくてもいろいろしている」とか
「どうして手伝うだなんて言い方をするのか」とか
不愉快な感情を抱く人もいるのではないだろうか。
言葉は難しい。
どうしても、その表現が「前提」としているものが
感覚的に伝わってしまうからだ。