100分de名著という
NHKのEテレの番組がある。
昔は市民大学講座などという名前で
講義のようなものがあり、
よい内容のものが多かったが、
ここ数年はこの形式で、
バラエティの要素も入れて
面白く、ある著作を紹介するようになっている。
 
そもそも教育テレビの時代では、
高校講座というのはずいぶん堅かったが、
今はかなり柔らかい。
真面目な路線のものもあるにはあるが、
若い女性が学ぶようなソフトさを醸しだしている。
ふざけた調子のものはとことん緩い。
 
さて、この100分de名著、
一回25分で四週、これで100分を使い、
一冊の世界の名著を読み解くというもの。
伊集院光の司会になってから
メリハリもついたが、より明るさが増した。
 
今月は、ドストエフスキーの『罪と罰』である。
今夜は2回目だが、
お昼過ぎに1回目の再放送がある。
ただ、私はテキストのほうが好きだ。
専門家が心を込めて書いている。
これが500円ちょっとというのは安い。
 
またこの小説のように、
自分の体験のように心理がはたらくものは、
テレビでの紹介もなかなかよいものだろう。