私にとり、神戸や淡路もそうなのだが、
東北などの被災地を
忘れまいと努める日々であり、
事実忘れるようなことはなかった。
東北楽天ゴールデンイーグルスが
今年の夏に首位に立った。
一時的なものかと思ったが、
どうやら確かに強かった。
今年は、仕方がないか。
今年は、楽天に勝たせよう、などと
ちょっと偉そうな言い方で申し訳ないが、
脱帽の思いと、それから
東北の人々を応援する気持ちとが重なっていった。
だから、クラスマックスシリーズを勝ち抜くのは
ある程度計算できたのだが、
日本シリーズとなると、
選手層の厚さからすると危ういかもしれないと思った。
だが、イーグルスの選手たちは
のびのびと力を出していた。
寄せ集めの燦々たるチームスタートから、
ここまで雑草は逞しく育った。
楽しそうに、試合をしていた。
ファンも増え、ファンの応援が
そのまま力になっていった。
たしかに嶋選手の「底力」が
ここへきて形になって現れた。
礎の堅い家でなければならない、と
福音書のイエスも語っているが、
底力というのは確かによい言葉だった。
星野監督が、
東北の子どもたちを挙げたとき、
全国の子どもたち、と言ったが、
これも実によかった。
そう、子どもたちにとっては、
スポーツのヒーローはすべてが勇気なのだ。
どこの地域であろうと関係がない。
そしてもちろん、東北の人々の
雀の涙ほどの慰めや力になれば、という思い、
それは就任当初からのものだったことでもあり、
真実の言葉として、こちらの胸に刺さった。
監督を引き受けたその冒頭で、
東日本大震災が発生した。
思いも掛けず、その重荷を負う形で
監督としての闘いが始まったのだ。
それは、かつてのただの「闘将」とは違った。
自分のための闘いというよりも、
あまりにも苦しい思いを背負うことを余儀なくされた。
ひとつ、その荷を降ろして戴いた。
これからは、その重荷も、
各自が背負っていけそうな気がする。
そういう力を、分配してくれたような気がする。
いや、門外漢がそんな軽々しいことを
口にするのは控えるべきなのかもしれないが。
弱い立場にいる人々が喘いでいるということを
片時も忘れない、という形で、
私たちも、雀の涙ほどでも、
協賛する思いと行いを提供したいと考えている。
また来年のプロ野球では、
そのイーグルスに挑戦する形で、
各チームも新しい歩みを始めることになるだろう。
いわば対等な立場で
応援し合うというほどにまで、
東北などの方々が生活できることになることを願いつつ。
東北などの被災地を
忘れまいと努める日々であり、
事実忘れるようなことはなかった。
東北楽天ゴールデンイーグルスが
今年の夏に首位に立った。
一時的なものかと思ったが、
どうやら確かに強かった。
今年は、仕方がないか。
今年は、楽天に勝たせよう、などと
ちょっと偉そうな言い方で申し訳ないが、
脱帽の思いと、それから
東北の人々を応援する気持ちとが重なっていった。
だから、クラスマックスシリーズを勝ち抜くのは
ある程度計算できたのだが、
日本シリーズとなると、
選手層の厚さからすると危ういかもしれないと思った。
だが、イーグルスの選手たちは
のびのびと力を出していた。
寄せ集めの燦々たるチームスタートから、
ここまで雑草は逞しく育った。
楽しそうに、試合をしていた。
ファンも増え、ファンの応援が
そのまま力になっていった。
たしかに嶋選手の「底力」が
ここへきて形になって現れた。
礎の堅い家でなければならない、と
福音書のイエスも語っているが、
底力というのは確かによい言葉だった。
星野監督が、
東北の子どもたちを挙げたとき、
全国の子どもたち、と言ったが、
これも実によかった。
そう、子どもたちにとっては、
スポーツのヒーローはすべてが勇気なのだ。
どこの地域であろうと関係がない。
そしてもちろん、東北の人々の
雀の涙ほどの慰めや力になれば、という思い、
それは就任当初からのものだったことでもあり、
真実の言葉として、こちらの胸に刺さった。
監督を引き受けたその冒頭で、
東日本大震災が発生した。
思いも掛けず、その重荷を負う形で
監督としての闘いが始まったのだ。
それは、かつてのただの「闘将」とは違った。
自分のための闘いというよりも、
あまりにも苦しい思いを背負うことを余儀なくされた。
ひとつ、その荷を降ろして戴いた。
これからは、その重荷も、
各自が背負っていけそうな気がする。
そういう力を、分配してくれたような気がする。
いや、門外漢がそんな軽々しいことを
口にするのは控えるべきなのかもしれないが。
弱い立場にいる人々が喘いでいるということを
片時も忘れない、という形で、
私たちも、雀の涙ほどでも、
協賛する思いと行いを提供したいと考えている。
また来年のプロ野球では、
そのイーグルスに挑戦する形で、
各チームも新しい歩みを始めることになるだろう。
いわば対等な立場で
応援し合うというほどにまで、
東北などの方々が生活できることになることを願いつつ。