本日は衆議院議員選挙。
近頃の事前調査は行きとどいていて、
先般の選挙の開票のときには、
開票率0%で当確が出ていて驚いた。
 
NHKラジオの「攻略! 英語リスニング」の
柴原智幸さんの姿勢や眼差しには、
いつも教えられる。
英語についてはもちろんだ。
当たりは優しいのだが、実は中身が厳しい。
私もタイプとしてはそのタイプなのだが、
この方の謙遜度には及ばない。
 
英語を通訳という点から、そして
人間社会の幸福という視野の中で捉えている。
だから、たんに言葉を操れればよい、というような
うわっつらの学びを求めてはいないのが分かる。
 
その「英語リスニング」の12月のテキストに、
このように記している。
アメリカ革命、いわゆる独立戦争のテーマの件(くだり)である。
 
 民主主義の要は、政治に参加する
 ひとりひとりの意識が高いことです。
 この点に問題があると、民主政治は
 「衆愚政治(mobocracy, mob rule, ochlocracy)」
 へと堕落します。
 私利私欲でなく、もっと大きな視点を
 政治に反映できるかどうか。
 さまざまな情報に触れ、深く考え、そして
 行動に移していかねばなりません。
 
 英語を学ぶことは情報の受信・発信の
 チャンネルを増やすことです。
 「民主主義を支える、よき市民であるため」に
 語学を学ぶという視点も、
 あってよいのではないでしょうか。
 
長い引用となったが、
敬服に値する指摘である。
まことに、その通りだ。
 
今日の選挙の様子が、
衆愚政治により近いということが
ないことを望むものだが……。