意見が衝突する。
絶対、自分の考えのほうがよいと思う。
至極あたりまえのことである。
誰も、自分の考えがよいと思わない訳がない。
 
年長者の考えが、古くさく感じることがある。
時に、やはりそれは時代遅れということもある。
だが、年寄りが頑固だとか、
旧態依然としたものにしがみついているとか、
そういうふうに思いたくなる若い世代の側が、
正しいかどうかは分からない。
 
経験の足りないがために、
見えていないことがあるのではないか。
 
私はそのような考えることを勧めている。
自分の味方が正しいと思うのは当然だが、
誰もがそのように思うのだとすれば、
年長者故に経験が多いという場合ならば、
若い側より広い視野を持つということは確かにある。
「だがそれでは、こういう時に問題となるのだ」
などというふうに。
 
もちろん、こうした一般論が、すべてに適合するとは限らない。
年長だからこそ、若い世代の考え方が見えていない、
という場合も当然あるだろう。
ビジネスにおいては、若い感覚で成功することも
確かにあると言えるだろう。
 
その時には、今度は、
年長である立場から、
若い世代のよいところが見えていない、という側面を
自覚すればよいだろう。