韓国で、映画になったそうだが、
聴覚障害者に関する犯罪問題があり、
ついにそのろう学校は廃校されるに及んだ。
そういうニュースが先日流れた。
 
詳しい内容は知らないが、
実に気分が悪くなるような概略であった。
 
かと思えば日本でも、
特別支援学級で聴覚障害の姉妹に暴行した
臨時講師が逮捕されるという報があった。
 
口話教育が通じないから腹が立ったのだそうだ。
それだけなのかどうか知らないが、
これを聞いただけでも、悲しくてたまらない思いになる。
 
ここに見られるのは、
自分が優位にあると自覚してこそ可能な行為である。
助け合うとか、理解しあうとか、
せめて、理解したいと思うとか、
そういう発想が出てこなかったのが辛い。
教育の場だったのだけれども。
 
ワサビのにおいで火災を知らせる装置が
イグノーベル賞を受賞したことについて、
ろう者には一つのよい知らせであった。
サイレンだの報知器だのが「聞こえない」人にとって、
それは何ら「報知」になっていなかったのである。
そこを理解して開発したというのであれば、
これは確かに受賞に価する。
 
少しばかりの想像力が、
私たちそれぞれに、あれば
世界は変わることができるのだ。