「チームのために」
自分のタイトルなどに関わりなく、
チームの勝利のためのプレイをする。
プロ野球で、よく褒められる行為だ。
 
それはそれでよいのだが、
同様にまた、
少年漫画誌でも、「友情」をテーマとした、
「チームのために」が合い言葉になることがある。
 
類比的なものであるとされているのだろうが、
私の目にはどうしても質的に異なるものがある。
大人と子どもだから、というだけではない。
マネーが絡んでいるかどうか、というだけでもない。
 
大人の「チーム」は、
個人を機械の部品のように
取り替え可能なものとして見た、
チーム組織の存続が目的である。
 
少年漫画では、
そこにいるメンバーのつながり、
結束である。
主役は少年たちだ。
 
プロ野球ファンにしても、
個人的に応援する選手がいるかと思うと、
とにかく地元だからそのチームをこそ、というときもある。
そのチームが勝てば自分が偉くなったような気になるし、
個人的に好きな選手が打てば自分の思いが伝わったと喜ぶ。
 
それらはまぜこぜに捉えているかと思うが、
組織なのか、人であるのか、
私たちはその都度、
重視しているのはどちらなのか、
少しばかり注意してよいのではないかと思われる。