九州のある村では、
小学校の運動会に、
一部の人がいなくなるという。
 
村人の一部に、
教会員が何人かいるからだ。
 
何の力によるか知らないが、
どうしても日曜日に運動会、に
決まっているらしく、
そのときにはもう親子ともども一部がいない。
 
最初から、その子たちは
当日抜けるものとして練習に参加する。
もうひとつ気が乗らないのは、
子どもたちばかりではない。
 
教諭の中にも、教会員がいる。
まる一日休暇というわけにもゆかないらしいが、
礼拝の時間だけは
休暇だか休息だかをもらい、
教会の礼拝に出席するのだという。
 
その教会の教えが、
礼拝を第一としているためらしい。
 
何かこの世の行事があるたびに、
これ幸いとそれを理由にして
礼拝に出てこないようなタイプの信徒もいるかもしれないが、
ここはそれとは違う。
聖日礼拝にこだわることで、
ひとつの筋を通しているとも言える。
 
(続く)