春の選抜高校野球大会が閉幕した。
福岡県から出場した
九州国際大付高校は、
輝かしい準優勝の誉れを受けた。
優勝した東海大相模高校のチームは、
打撃の点からも恐ろしい力をもっていたが、
これまでの経験も大きかったことだろう。
沖縄と長崎のチームで
九州代表が三連覇を飾っていたから、
あわよくばもう一年、といきたいところだったが、
相手のほうが役者が上だった。
複数の投手を擁するチームは、余裕がある。
逆にその割に1人の投手に頼りっきりだった九国大付は、
よく投げ通したものだとも思う。
東日本大震災を直前に受けて、
開催までのためらいがある大会だった。
阪神淡路大震災のときにもそうだったが、
あのときにはすでに復興期にあった。
今回は、まだずたずたのままだ。
そんな中から、参加した高校があった。
この決勝戦のときにも、
高校野球よりはボランティアだ、と
その選手たちは走り回っていた。
阪神地区は、ことさらに電力不足の懸念があるわけではないのだが、
夜間に入らないように、
試合運びの迅速性が促された。
一説には、このことが試合傾向を大きく変えたという。
じっくり構えて作戦を立てる暇なく、
淡泊に早打ちを繰り返すことになりがちで、
それがよい方に出れば連打の嵐となるのだった。
試合時間の短縮は、その結果であるともいう。
延長戦がひとつもなかったのも、必ずしも偶然ではないらしい。
高校野球は、
まだそこにマネーが強く絡んでいるとは言えない大会である。
その若さ、ハツラツさを見て、
被災地でもほんのひととき、現実を忘れることができたかもしれない。
問題はプロ野球である。
野球を見てもらって元気を与えたい、という選手たちの気持ちも分かるが、
残念ながらそれはほんの一握りの人に対することではないか。
だから、募金活動で街頭に立っている選手たちの姿がそこにある。
野球をするだけでは、やはり足りなかったのだ。
華やかなプロ野球入りを果たした日本ハムの斉藤佑樹投手も、
何かこのときのために用意された人物なのだろうか。
宿敵の田中将大投手は、仙台の球団。
伝説の対決投手は、
北日本に基盤を置くようになった。
他の大会が悉く中止になる中で、
高校野球選手は恵まれている。
この恵まれた環境を受けて、
輝く場をひとりひとりが見いだしてほしい。
福岡県から出場した
九州国際大付高校は、
輝かしい準優勝の誉れを受けた。
優勝した東海大相模高校のチームは、
打撃の点からも恐ろしい力をもっていたが、
これまでの経験も大きかったことだろう。
沖縄と長崎のチームで
九州代表が三連覇を飾っていたから、
あわよくばもう一年、といきたいところだったが、
相手のほうが役者が上だった。
複数の投手を擁するチームは、余裕がある。
逆にその割に1人の投手に頼りっきりだった九国大付は、
よく投げ通したものだとも思う。
東日本大震災を直前に受けて、
開催までのためらいがある大会だった。
阪神淡路大震災のときにもそうだったが、
あのときにはすでに復興期にあった。
今回は、まだずたずたのままだ。
そんな中から、参加した高校があった。
この決勝戦のときにも、
高校野球よりはボランティアだ、と
その選手たちは走り回っていた。
阪神地区は、ことさらに電力不足の懸念があるわけではないのだが、
夜間に入らないように、
試合運びの迅速性が促された。
一説には、このことが試合傾向を大きく変えたという。
じっくり構えて作戦を立てる暇なく、
淡泊に早打ちを繰り返すことになりがちで、
それがよい方に出れば連打の嵐となるのだった。
試合時間の短縮は、その結果であるともいう。
延長戦がひとつもなかったのも、必ずしも偶然ではないらしい。
高校野球は、
まだそこにマネーが強く絡んでいるとは言えない大会である。
その若さ、ハツラツさを見て、
被災地でもほんのひととき、現実を忘れることができたかもしれない。
問題はプロ野球である。
野球を見てもらって元気を与えたい、という選手たちの気持ちも分かるが、
残念ながらそれはほんの一握りの人に対することではないか。
だから、募金活動で街頭に立っている選手たちの姿がそこにある。
野球をするだけでは、やはり足りなかったのだ。
華やかなプロ野球入りを果たした日本ハムの斉藤佑樹投手も、
何かこのときのために用意された人物なのだろうか。
宿敵の田中将大投手は、仙台の球団。
伝説の対決投手は、
北日本に基盤を置くようになった。
他の大会が悉く中止になる中で、
高校野球選手は恵まれている。
この恵まれた環境を受けて、
輝く場をひとりひとりが見いだしてほしい。