幸福の科学が、
たいへんな騒ぎになっている。
夫婦げんかなんだか、
権力争いなんだか分からないが、
言ってしまえば泥仕合である。
 
内部で意見が合わないなどというのは、
ままあることだし、
よそ者が干渉する必要はないのだが、
聖書をいのちの書と受け止める信仰をもつ者にとって、
この教団は、たいへんまずいことをしていると
判断せざるをえないことがある。
 
イエスの霊がホニャララと言っているとか、
この度の教団の内輪もめの相手を「ユダ」と呼ばわるとかいうことだ。
 
たとえば、幸福の科学の皆さんは、
「大川隆法の霊がこのように言っています」と
ほかの宗教が言い始めたら、どう思うだろうか。
名誉毀損などと言って、訴えるのだろうか。
その宗教が、大きな団体になって
国会議員に立候補して
いろいろ主張していても、構わないだろうか。
 
その宗教は邪教であり、
嘘だから言ってはいけないのだ、
自分たちは真実だから、
イエスの霊などと言っても全く問題がない。
訴えてやる。
 
そのような論理をあなたがたが持っているならば、
残念ながら、
もうおしまいだろう。
 
何の歴史も学んでおらず、
何の宗教思想も顧みない。
 
たとえば仏教を探究している人は、
決してそのような論理を発想することがないはずだ。
優れた知恵を有する仏教のような世界観をもつのであれば、
人間、あるいは自分自身の業だの闇だのといったものを
ちゃんと覚り、それを前提に思索する。
 
(続く)