神がいるなら、
なぜ戦争が起こる?
よく言われる疑問だ。
私もまた、そう思っていたから、よく分かる。
だが、私はそれは、
神を信じない立場での言い訳であるのだと理解している。
戦争が「起こる」というところに、
その答えがある。
違うのだ。
戦争を「起こす」のだ。
誰が? 神か? 主語は何?
人間――私――ではないのか?
私は誰かと反目しあっていないだろうか。
誰とでも平和でいるだろうか。
もしそうでないならば、
私は戦争の中にある。
今のところ、害を直接及ぼしていないだけの、戦争。
神がいるなら、
なぜこの世に悪がある?
これも、よく言われる。
だが、
悪が「ある」と言うとき、
それを言う「私」はどこにいる?
悪を決して犯すことのない「私」でいるのだろうか。
「私」が悪をつくっているのに、
この世に悪があるのは何故か、と
それを神不在の理由にしたり、
あるいは神の責任にしたりする、
そこにこそ、倒錯した悪があるのではないのか。
(続く)
なぜ戦争が起こる?
よく言われる疑問だ。
私もまた、そう思っていたから、よく分かる。
だが、私はそれは、
神を信じない立場での言い訳であるのだと理解している。
戦争が「起こる」というところに、
その答えがある。
違うのだ。
戦争を「起こす」のだ。
誰が? 神か? 主語は何?
人間――私――ではないのか?
私は誰かと反目しあっていないだろうか。
誰とでも平和でいるだろうか。
もしそうでないならば、
私は戦争の中にある。
今のところ、害を直接及ぼしていないだけの、戦争。
神がいるなら、
なぜこの世に悪がある?
これも、よく言われる。
だが、
悪が「ある」と言うとき、
それを言う「私」はどこにいる?
悪を決して犯すことのない「私」でいるのだろうか。
「私」が悪をつくっているのに、
この世に悪があるのは何故か、と
それを神不在の理由にしたり、
あるいは神の責任にしたりする、
そこにこそ、倒錯した悪があるのではないのか。
(続く)