冬期講習の後半がすでに始まっている。
中学受験生は、まさに目前である。
高校受験生は、公立入試が3月だが、
私立は2月であり、
こちらも直前と呼ぶに相応しい。
 
やる気のないままに時ばかりが過ぎ、
いざやる気を出したときには
焦りと諦めしかないような生徒を見ると、
哀しい思いがする。
 
実のところ、
教科の知識を教えるというのは、
ほんのちょっとしたことでしかないのだ。
自分がやる気になれば、
自分の能力に応じて、
満足した充実した心で受験に取り組めるのだ。
 
やる気。
時に、自分を信じて、などとも言う。
それでエンジンがかかるなら、それでもいい。
だが、なかなかそうしたものが与えられていない。
今の親の世代が、
それを与えることに失敗している。
 
もちろん、私は、
信じる対象は断じて自分などであってはならないと考えている。
だが、
自信をもてず
ずるずると意気消沈していく子どもたちを見て、
そのままでよいとも思わない。
 
やる気をつけさせるというのは、
プロの教育家でも、そう簡単なことではないのだ。